慶應義塾
沖縄尚学
八戸学院光星
土浦日大
おかやま山陽
神村学園
仙台育英
花巻東
この8校が準々決勝に残りました。
ちなみに大会前のベスト8予想はこちらから

1試合目 慶應義塾VS沖縄尚学
慶應は広陵との優勝候補対決をタイブレークで制してのベスト8入りです。3人のタイプの違う投手を上手く使いながら、戦っている印象です。慶應は学力の高さや脱ボウズに注目が集まりがちですが、選手一人一人の考える力をつけることに早い段階で力を入れてきただけあって、個々人の対応能力が高いことと型にはまっていない個性のあるチームとなっています。
対する沖縄尚学はエースの東恩納選手の安定感の高さが注目です。高校生とは思えない落ち着きでここまでチームを引っ張ってきています。
競り合いの試合になることは間違い無いでしょう!
2試合目 八戸学院光星VS土浦日大
八戸学院光星は順当に勝ち上がってきたとも言えます。
2年生エースの洗平選手の出来によってかなり左右される部分があるのかなというところが不安材料ではありますが、その不安を消し去ってくれるくらいの打撃力が中軸を中心にあります。
対する土浦日大は、失礼な話かもしれませんがまさかここまで来るとは!というのが大会前の土浦日大を見た感想です。しかし、土浦日大は甲子園に来てから試合を重ねるごとに着実に成長してきてるチームです。
甲子園に来てからのチームの成長率で言えば1番では無いでしょうか。
優勝候補にも名前の上がる八戸学院光星を倒すなら、早い回で先制して逃げ切りたいところです。
3試合目 おかやま山陽VS神村学園
おかやま山陽は選手というよりは、堤監督に注目が集まることが多いです。ジンバブエ、インドネシア、ガーナの代表監督を経験していて、国際経験も豊富です。チームにも海外から選手を派遣して、寝食を共にしながら選手たちにも良い経験を積ませている印象です。
甲子園を行くというのが目標ではなく、世界に野球を広げるという目標を掲げてチーム運営をしているところも他と少し違って面白いですよね。
対する神村学園は、3戦連続で二桁得点を挙げている強力打線を武器に戦います。ピッチャーにやや不安があるだけに、早い段階で援護をしたいところです。打ち合いの展開になったら神村学園にやや分がありそうです。
4試合目 仙台育英VS花巻東
仙台育英は優勝候補筆頭と言われるだけあって、大混戦ブロックをしっかりと勝ち上がってきました。浦和学院、聖光学院、履正社を破ってのベスト8は本当に価値があると思います。
それでも次戦は、花巻東ということでまたもハードなゲームになると思います。投手起用がやや湯田と高橋に偏っているだけに今度どういった投手起用をしていくかが楽しみなところです。
対する花巻東は佐々木麟太郎選手に注目が集まりますが、どの試合も粘り強く戦いながら勝ち上がってきています。投手起用も見事に当たっていて、佐々木洋監督の手腕はさすがといったところです。
同じ東方地方を代表する強豪チームの戦いは非常に楽しみです。
