今回は、2023年夏の甲子園で注目選手を紹介していきます。
下級生の頃から全国的に注目されていた選手もいれば、一気に全国区になる選手もいます。
そのなかでも私がピックアップした7選手を紹介します。
佐々木麟太郎(花巻東)
甲子園前の時点で高校通算140本塁打というとんでもない数字を残しています。
あまりの数字に紅白戦の本塁打数も入れているんじゃないかと疑われるほどです。
そんな佐々木選手ですが、甲子園ではあまり良い思い出がありません。
チームが勝つためにプレーしていきたいとの言葉もある通り、記録に注目集まりますが、どうすればチームが勝てるのかというのを常に考えている選手です。
その結果がホームランになることをファンとしては期待してしまいますね!
最後の夏にどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
真鍋慧(広陵)
ビッグ3の中で最も全国区で活躍しているのが広陵のボンズこと、真鍋選手です。
昨夏に一打サヨナラの場面で回ってきて大飛球を打つものの、あと一歩届かずに外野フライとなりゲームセットとなるという悔しさを味わいました。
それまではヒットの延長線にホームランがあるという考え方だったようですが、昨夏以降はホームランの打ち損じがヒットという考え方に変えて取り組んでいるようです。
地方予選では際立った活躍というわけではなかったですが、チームをしっかりと甲子園へと導いています。
本当の戦いはこれからです。
真鍋選手ならきっと甲子園で大暴れしてくれることでしょう!
佐倉俠史朗(九州国際大付)
ビッグ3最後の1人は佐倉選手です。
他の2人に比べると少し名前を聞く機会は少ないかもしれませんが、実力は本物です。
下級生の時に比べて、コンタクトする技術も高くなってきて、順調に成長しています。
今夏の福岡県大会ではホームランこそなかったものの、打率は.435をマークしています。
少し角度がつけばホームランという打球も見せているので、甲子園で爆発する可能性も大いにあります。
ビッグ3全員に言えることは、まだ未完成であるということです。
大きく成長する可能性があるのが甲子園だとしたら大会終了時にどのような選手になっているのか伸び代を残している選手たちだからこそ非常に楽しみです!
横山聖哉(上田西)
今大会で注目しているのが上田西高校の横山選手です。
内野手がメインではあるものの、マウンドに上がれば最速148キロのスピードボールを持っているという二刀流選手です。
ですが、今回はバッターの横山選手に注目していきたいと思います。
長野県大会では2本塁打を記録していて、高校通算の本塁打も30本に乗せました。
今大会の結果次第では一気にドラフト1位候補に上がるほどの選手だと思います。
湯田統真(仙台育英)
今大会No. 1ピッチャーとの呼び声高いのが、仙台育英の湯田投手です。
仙台育英の須江監督が今大会のNo. 1ピッチャーは湯田だというほどにチーム内での信頼も厚いです。
しかもそのピッチャーが常に元気な状態で投げられるというのが、仙台育英のすごいところではあります。
150キロを超えてくるストレートに140キロ台のスライダーはそう簡単に打てるものではありません。
福田幸之介(履正社)
地方大会決勝で大阪桐蔭を完封して一気にドラフト上位候補に上がったのが、履正社の福田投手です。
今までは同チームのエースの増田投手に注目が集まることが多かったのですが、決勝でのインパクトは衝撃的でした。
最速151キロのストレートにキレの良いスライダーは大阪桐蔭を圧倒していました。
見るからに負けん気の強そうな選手というところも面白そうです!
平野大地(専大松戸)
地方大会ではあまり調子が上がらずに決勝では登板なしという状態でしたが、それでも優勝するチーム力はさすがです。
平野投手は選抜以降スピードがなかなか上がらずに制球にも苦しんでいるようですが、投手経験が浅いというところからも何かきっかけさえ掴めれば、甲子園で1試合ごとに成長しそうな気がします。


