1月25日に選抜の出場校が決定したということで、2023年春の選抜高校野球大会の優勝候補を何チームかあげていきます。
今年も力のあるチームが揃っているので秋からどれくらい成長してくるのか楽しみです。
まずは、出場校をおさらいしてみましょう。
【出場校】
クラーク記念国際(北海道)
仙台育英(宮城)
東北(宮城)
能代松陽(秋田)
山梨学院(山梨)
専大松戸(千葉)
健大高崎(群馬)
慶應義塾(神奈川)
作新学院(栃木)
東海大菅生(東京)
二松学舎大付(東京)
東邦(愛知)
常葉大菊川(静岡)
大垣日大(岐阜)
北陸(福井)
敦賀気比(福井)
大阪桐蔭(大阪)
報徳学園(兵庫)
智辯和歌山(和歌山)
龍谷大平安(京都)
履正社(大阪)
彦根総合(滋賀)
社(兵庫)
広陵(広島)
光(山口)
鳥取城北(鳥取)
英明(香川)
高松商業(香川)
高知(高知)
沖縄尚学(沖縄)
長崎日大(長崎)
海星(長崎)
大分商業(大分)
21世紀枠
石橋(栃木)
氷見(富山)
城東(徳島)
大阪桐蔭
神宮大会で優勝した大阪桐蔭が今年も優勝候補の筆頭となるでしょう。
エースで主将の前田を中心に力があります。
ショートの小川やキャッチャーの南川などがいて、前田投手以外にも南投手も控えていて、今年もタレント揃いで楽しみなチームです。

仙台育英
大阪桐蔭と並び立つ存在とも言われているのが、仙台育英です。
宮城県大会では決勝で敗れてしまいましたが、東北大会で優勝して神宮大会でも準優勝しました。
神宮大会でベスト4だからといって優勝候補にあげているわけではありません。
結果は残っているものの、まだまだ発展途上のチームというところに可能性を感じます。
春の段階でどこまで仕上がってくるかは分かりませんが、面白い選手が多くいます。
特に投手の枚数が多く、高橋・仁田・田中などの投手陣に短いイニングで繋がれたら打ち崩すのは難しくなりそうです。
まだ未完成な部分が多く、どちらに転ぶかわからない状況ですが優勝候補であることは間違いなしです。
広陵
今年も広陵には力があります。
プロ注目スラッガーの真鍋をはじめ、1年生春からエースナンバーを背負う高尾や前チームからもレギュラーの田上や小林が順調に主力に成長しています。
投手も高尾の他にも倉重が経験を多く積みました。
谷本や松下のように小技の利く選手も多いので、どのような試合展開になっても強さを見せてくれると思います。
智辯和歌山
智辯和歌山は世代交代が上手くいったチームです。
高嶋前監督の影響力はとても大きかったと思いますが、その流れを汲みながらも中谷監督は自分の色を出していき、以前よりパワーアップしたチームになっています。
出場する度に優勝候補にあがるようになったのは、投手力が上がったことが1番の要因です。
元々打力には定評があったので、一気にチーム力の底上げに繋がりました。

東海大菅生
年明けから少しバタバタしている東海大菅生ですが、実力は本物です。
以前からスカウティングには定評があるなかで、結果の出ない時期もありました。
しかし、今は勝ちを知っている選手も多く、本来の力が発揮されるのではないでしょうか。
監督と部長の解任が発表されましたが、良い方向に行って選手がノビノビとプレーできることを祈ります。
エースの日當が万全であることが絶対条件になるチームです。
万全な状態で選抜を迎えられるのであれば、優勝候補のチーム相手にも回答を見せる可能性は十分にある投手です。
番外編
優勝候補とまではいえませんが、注目したいチームがあります。
それは21世紀枠で選出されている富山の氷見です。
一度火がつけばなかなか止まらない打線が特徴で、21世紀枠だからといって侮れません。
どんな試合を見せてくれるのか楽しみです!

