【コーチング】未来ある中学生が…試合に出られない・怒られるなんて

野球
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現在、オンラインでスポーツコーチングをさせてもらっている中学2年生がいます。
話を聞いている中で、中学野球の現状が少しずつ見えてきたような気がします。
私が中学生の頃とはかなり変わっていて、かなり衝撃的でした・・・

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公式戦出場0

中学2年生のクライアント自身ではないのですが、1つ上の中学3年生の中に何人か公式戦に出場したことがない選手がいるようです。
全国大会につながる大会もあれば、地区で終わる大会もあると思います。
親善試合のような大会もあるのですが、それでもレギュラー陣が出たり、それに混ざって下級生の力のある選手が出場しているようです。

みなさんはどう思いますか?

下級生が試合に出ることは経験としても大切なことだと思うので、否定はしません。
試合に全く出ないより、練習試合に出られているので少しの経験はさせてもらっているかもしれません。
それでも公式戦と練習試合では緊張感も含めて、全く別物だと思うんですけどね。

中学生なんていつ成長するかわからないし、最近では中学時代控えだった選手がプロ注目選手になったりしていますよね。
中学の時とは全く違うポジションでそうなっている選手もいるので、どんな形でも良いので試合に出るということはとても大切だと思います。
試合での経験をもとにまた練習を頑張る!

そのサイクルで子供達は成長すると思うような気がします。
試合に出られないのであれば、何のために練習しているのかわからなくなってしまいますよね。

最上級生が20人いるようなチームでも、指導者にその気があれば全員を大会で試合に使うことはできると思います。
それができないのなら、指導者としての資格がないのかな?と思ってしまいます。

グラウンドに響く罵声

プレーでミスが起きたりすると、指導者に怒鳴られるようです。
なぜ、指導者は怒鳴るのでしょうか?

・簡単なことなのにできないから
・その一つのプレーで負けるから
・指導者の言う通りにしないから

とかでしょうか?

【簡単なことなのにできない】

指導者にとっては簡単なことでもその子からしたら難しいのかもしれないし、それを選手ができるようにするのが指導者の腕の見せ所だと思います。
どうしてできないのか?
どうやったらできるようになるのか。
を一緒に考えていくことが指導者の仕事ではないでしょうか。

【その一つプレーで負ける】
たとえ指導者が知っていたとしても、選手からしたら全く想像できるものではありません。
試合でそういうプレーが大切になるというのが伝わっていれば、実際にそのプレーが起きた時に全員で納得してもらえるのではないでしょうか?
事前に気づけるものと事後ではないと気づけないものがあると思います。
指導者としてはすでに経験していることでも、選手たちは経験していないことがたくさんあります。
経験則を話すことはできても、その重要性は実際に起きてみないとわからないものです。
チームの勝ち負けにこだわりすぎているとその辺りが見えなくなってしまうかもしれませんね。

【指導者の言う通りにしない】
選手を自分の駒とでも思っているんですかね?
選手にはそれぞれの野球人生があります。
それを応援してあげられる指導者であってほしいです。

まとめ

指導者が選手の成長や守ることをしていかないと
球数制限のように、運営側が何らかのルールを追加していくような気がします。

試合で何人以上使うこと。というのはルールとして言われることではなく、
指導者として育成年代の指導をしている以上、当たり前のことだと思うんですけどね。
どうやったらこの状況が変わっていくのかを本気で考えていく時期かもしれません。

小学生・中学生にも楽しさよりも勝敗のことを考えすぎている指導者が増えたような気がします。
野球は楽しい!!とまずは思ってもらえるような環境をまずは作りませんか??

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