中学から高校に上がると、甲子園を目指すのが当たり前みたいな風潮がありますよね。
目標は?
「甲子園です!」
というのが普通の高校球児なんだという思い込みが、選手・親・指導者に多いような気がします。
特にスカウトされて行くような高校では、そのような雰囲気があると思います。
自分の目標って何だろう?
目標は?
「甲子園です!」
実際に私自身もそうでした。
しかし、それは自分の中に一番はじめにくる感情ではありませんでした。
そのことに気づいたのは2年の夏が終わった時でした。
自分の代に変わってからということです
ふとした時に、何のために野球をしているんだろう?と思ってしまったのです。
その日から自分は何がしたかったのだろうと考え続ける毎日でした。
高校3年生の夏が終わり、引退してからも続きました。
辿りついた答えは、「野球が上手くなりたい」でした。
私の場合は「野球が上手くなりたい」でしたが、人によって違うと思います。
もちろん甲子園を目指すことが何よりも1番にくる人たちもいると思います。
そういう人はチームの勝利に向けて尽力してくれることでしょう。
今まで関わった中では、
・野球が好き
・プロ野球選手になりたい
・甲子園に行きたい
・野球が上手くなりたい
・チームに所属していたい
・将来の仕事のためにトレーニング
など
の意見を聞くことができました。
目標というのはその時々で変わるものだと思っているし、チームが変わるごと、カテゴリーが変わるごとに目標は出てくるものだと思います。
何を1番伝えたいかというと、誰が何を目指すかは自由だということです!
それを強制することは好きな野球が嫌になっていってしまう可能性もあります。
今の高校野球に必要なもの
高校野球に話を戻すと、甲子園を目指す!勝ちを目指す!というチームがほとんどのような気がします。
個人の目標に向かっていく!
というのがあるだけで、中学生は高校を選ぶときに周りの意見を気にせずに自分の目標に向かっていけると思いませんか?
今の高校野球に必要なのは選択肢ではないでしょうか!!
進路決定の時に、自分がしたいことをできる高校があるならそれを選ぶこともできます。
普通の中学生って
・体育祭の規模が大きい
・制服が可愛い
・行きたい大学に行きやすい
など
いろんな理由があると思います。
野球を基準で考える人にも、いろんな選択肢があると良いなと思います。
甲子園大会も100回をこえて、高校野球のあり方も少しずつ変化してきているとは思います。
それでも今の時代にあっているかといえば、そこは・・・?といったところではないでしょうか。
まとめ
高校でも野球を続けたい、高校卒業後も続けたいという選手が増えるような取り組みをしていきたいですよね。
大谷翔平選手や佐々木朗希選手や山本由伸選手のようなスーパースターがもっと出てきてほしいですね。
スーパースターの出現は野球人気復活に繋がると思いますし、野球が好きではない人にも活力を与えてくれると信じています!!!


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