【小•中学生】プロ野球選手を育てた男が伝える!子供の成長に勝利至上主義はいらない

バッティング
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子供が「プロ野球選手になりたい」という目標を持っていけど、

どんなことをさせたら良いの?
どんなチームに入れたら良いの?


と悩んでいませんか?

実は、プロ野球選手になれる可能性を少しでも高くする方法があります。
それは目先の結果ではなく、将来を見据えて練習していくことです。

なぜなら、スカウトというのは強いチームの選手を取るわけではなく、自分のチームに入ってから活躍してくれそうな選手をリストアップしていくからです。
高校・大学もスカウトの見ているところは選手の個人能力です。

私は、プロ野球選手になった選手を何人か見てきました。
プロ野球選手になる人というのは、常に先のことを考えて練習を組み立てています。
小学生・中学生のうちから先のことを考えて練習するということを習慣づけていきましょう!

この記事では、プロ野球選手になりたい子供に必要なアプローチの仕方を教えます!
頑張ってほしいけど何をしたら良いのかわからない人の手助けをします。

この記事を読むと、プロ野球選手になりたい子供と一緒に先のことを考えながら練習に取り組むことができます。
子供の夢を一緒に応援していきましょう!

結論は、目先の結果ではなく、○年後の未来を見据えて練習をしていくことです。
それがプロ野球選手になるという大きな目標に向かっていく中での1番の近道です。

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チーム選びから始まる!

実は、プロ野球選手になれる可能性を少しでも高くする方法があります。
近頃、小•中学生の野球でも勝ちにこだわっているチームを見かけます。
小中学生の頃にチームが強かったことでその選手にとって良かったことってどれくらいあるんですかね?
個人的見解では失うものの方が多い気がしています。

チーム選びというのはとても重要です。


小さい頃に、叩きつける練習をして高校生・大学生にもなってそれが通用してプロ野球選手になるのかといったら全くそうではありません。
ヒットを打ったという成功体験にはなるかもしれませんが、次の成功に向けての材料としてはとても弱くなってしまいます。

大きな1番遠い目標がプロ野球選手だとしても
中期目標、短期目標などがあると思います。
短期・中期でも目先の結果にこだわっていてはその目標には辿り着けません。
目先の結果ではなく、将来を見据えて練習していくことが大切です。

小さいことは気にせずに速く!!遠く!!

特に小学生は、タイトル通りにとにかく速い球を投げくに飛ばすことがメインで良いと思います。
全力を出すことでしか見えてこないものがあります。
日本の野球のシステムでも小学生のうちは自分の能力値を上げることに全振りで良いと思います。

子供達の多くは、強いチームでプレーすることを目指すと言うよりもスーパースターを目指しているはずです。
簡単に言うとソフトバンクを目指しているのではなく、ソフトバンクの柳田を目指しているのです!!
ということは、小さい頃からちょこまかとプレーしていたのでは到底辿り着けません。

体の成長のタイミングというのは、個人差があります。
それなのに今の体だけを見て判断するというのはとても勿体無い話です。

体が小さくても関係ない!

「体が小さいのにバットを長く持つな」
野球教室に行った時に元プロ野球選手に言われました。
その当時、1番体は小さかったですがチームの中でボールを遠くに飛ばすことができていたほうでした。
しかしその元プロの人は、「体が小さいのにバットを長く持つな」と言われました。
プロでもコーチを務めたこともある人でしたが、小学生ながらにイラッとしてそのままバットを長く持ち続けてバッティング練習を終えました。

プロの世界でなら、生き残っていくためにそういう選択肢があっても良いと思います。
しかし、小学生への言葉としてはどうなんでしょう。
今はまだ小さくてもこれから体が大きくなってきます。
何よりも気に入らなかったのが、【体が小さい=飛ばない】と決めつけられたことでした。
子供とはいえ、否定されたら腹が立つんです。

体が小さくてもボールを飛ばせる選手だっているし、体が大きくても野手の間を抜くのが上手い選手もいる。
子供の個性を大切にして伸ばしてほしいです。

速い球を制球できるように!

小学生高学年の時にどうしてもピッチャーをやりたい時期がありました。
チームの中では肩も強く、スピードも出ていたのでピッチャーはやらせてもらえることに。
しかし、ストライクが全く入らず二桁四死球

1ヶ月後にまた登板の機会が!
そこで私はスピードを抑えて、ストライクを取りにいきました
すると打者1人を投げ終えたところで交代。
監督には、四死球なんて仕方がない。
ストライクは少しずつ入るようになる。
今日のようにスピードを落として投げていたら、試合にはなるけど良いピッチャーにはなれないよと。

今思えば先のことを考えて、マウンドにあげてくれていたんだなと思います。
そこからは、四死球を気にせずにキャッチャーのめがけて全力投球し続けました。
全球全力投球なのでスタミナの消費も激しく、初めは3回しか持ちませんでした。

人間の体は面白いもので少しずつ慣れてきます。

スタミナがついてきてイニング数が少しずつ伸びました。
制球力も少しずつ上がっていきました。

もし、これがストライクを取りにいったままだったらと考えたら、ゾッとします。
何試合かは勝てたでしょう。
でも、ピッチャーとして上のステージで活躍できることはなかったと思います。

体は自分の出力に慣れていきます。
60%で投げていたら、その60%に体が慣れてしまいます。
100%で投げていれば、体はそれを認識して少しずつ調整していってくれます。


目の前の結果なのか、将来の結果なのか。
子供達にはどちらが良いのか考えたら、答えは簡単に出ると思います。

まとめ

結論は、スカウト目線で考えても欲しいと思う選手は速い球を投げられる・遠くに飛ばせるといった個人の能力面です。

もちろん理想は、
ストライクが取れて球の速い投手
打率の高いホームランバッター

だと思います。

でもそんな選手はなかなかいません。
そうなってくると、スカウトの目に留まりやすいのは出力の高い選手です。
それを磨けば、さらに良くなるのはわかっていますからね!
プロ野球選手になる人とはそういう力を持っている選手なのです。

注意点が一つあります。
関わり方一つで子供の未来は変わっていきます。
何となく放った一言が子供の未来を変えてしまうかもしれません。
子供と同じ目線で
子供達には未来が広がっています。
今の子供達を見て判断した指導ではなく、未来の子供達の姿を想像した指導をしていきたいですね!
未来のスーパースターを育てていきましょう!

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