ピッチャーが試合の8割〜9割を決めるというほどに、重要なポジションですよね。
その分、ピッチャーにかかるプレッシャーはかなり大きくなってきます。
みなさんはピッチャーに対してどのような考え方を持っていますか?
ピッチャー経験者と未経験者で考え方が違うかもしれませんね。
チームが勝つために避けること
試合に負けるチームに多いのが、与四死球と失策です。
それらが勝負どころで出る時は負けにつながることが多いです。
攻めた結果の四死球と失策はさほど気にする必要がありません。
守りに入ったり、逃げた結果の四死球や失策・ミスなどはチームにとってマイナスな方向にいってしまいます。
その中でピッチャーが大きく関係していることは、四死球を出すことです。
四死球は何もせずに1人出塁させられるという相手からすればラッキーなことです。
ピッチャーは四死球を出さずに、投げ続ければ良いだけです。
それができたら、もうやってるわ!!
って話ですよね。
カウントごとの打者の打率
2019年のNPBのデータをもとに考えてみましょう。
0ストライク時
0-0 .332
1-0 .354
2-0 .364
3-0 .482
1ストライク時
0-1 .313
1-1 .328
2-1 .339
3-1 .356
2ストライク時
0-2 .145
1-2 .168
2-2 .187
3-2 .216
2ストライクまで追い込むことができればピッチャーが圧倒的に有利ということですね。
反対にボールカウントが進めば進むほど、打者がヒットを打つ確率は上がっていきます。
ピッチャーのスタミナのことを考えても、どんどんストライクゾーンで勝負していくことが大切ですね。
0−2や1−2というピッチャー有利のカウントで外に一球外したりしていませんか?
そのカウントで打たれると指導者に怒られるので、ボール球を見せてからという考え方のキャッチャーも多いかもしれません。
バッターからしたら、ボールカウントが進めば進むほど打率が上がってくるのでラッキーでしかありません。
0−2から全球勝負球でいっちゃいましょう!!!
狙ったところに投げられますか?
大きいの打たれたら、ピッチャー有利のカウントで打たれたら…などと考えてボール球を投げてしまうことも多いかもしれません。
それでも覚悟を決めてストライクゾーンに投げ続けてみてください!
おきにいった球を投げるのではなく、しっかりと自分の球をストライクゾーンめがけて投げてみましょう。
まず100球投げてストライクゾーンに何球投げることができますか?
自分の今のレベルを知ってその確率を上げていきましょう。
ストライクゾーンにある程度投げられるようになったら、まずはホームベースの中心からインコース・アウトコースの2分割で投げ分けてみましょう。
その次は高低もつけての4分割です。
それくらい狙って投げられるようになったら、試合をしていてコントロールで困ることは無くなってくると思います。
試合で全球ストライクゾーンに投げてみる
チームの意思を統一して、何試合かストライクゾーンに投げ続けてみてください。
思い切ってやることで、勝負どころとそうでないところでどう攻めていったら良いのかをわかるようになると思います。
一つ大切なことがあります。
打たれることを嫌がってはいけません!
あくまで、ストライクゾーンに投げ続けたらどうなるかを実験していると思ってチャレンジしてみてください。
ピッチャーだけでなく、バッターは全ての球を打ちにいってみましょう!
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