高校野球といえば、春と夏の甲子園ってイメージがありますよね。
その次に秋の神宮大会といった位置付けでしょうか。
しかし、神宮大会までと春の甲子園への道のりは同じ大会で決められていきます。
実質トーナメント戦で2回負けたら一年間の大きな大会が終わってしまうということです。
それを考えたら、どのチームも育成より勝利を優先するチーム作りになってしまうのもわかる気がします。
トーナメント戦で育成しようとして負けたら何を言われるかわからないですよね。
それでも育成しながら勝ち上がってくるチームもいるので凄いことですね!!
サッカーの場合
新人戦・インターハイ・選手権とシード権などはあるものの、それぞれ独立したトーナメント戦があります。
それにプラスして、Jユースなども入ったリーグ戦が行われています。
①プレミアリーグ(EAST10チーム・WEST10チーム)
②プリンスリーグ(全国を9つの地域に分かれる)
→北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州
③都道府県リーグ(各都道府県内で1部・2部・3部などに分かれる)
特徴としては、複数チームでの出場が可能な点です。
当該チーム同士の試合とならなければ、何チームでも出場させることができます。
野球のようにトーナメント戦のみだと公式戦を経験しないまま卒業なんてこともありますが、サッカーのようにリーグ戦があれば全員が公式戦に出場することができます。
公式戦での経験は選手の成長に大きく繋がります。
その環境を提供しているサッカー界から学ぶことがあるのではないでしょうか!
野球に導入するのあれば
高校野球に既にある大会はそのままで良いと思います。
大抵のチームは毎週練習試合を行っています。
その練習試合の代わりにリーグ戦を行うというイメージです。
サッカーに習って、EAST・WESTに分けても
土日で1試合ずつ別のチームと試合をする形でも良いかもしれませんね。
ピッチャーには投球制限をつけることで、2番手以降の選手を育てることにも繋がります。
今ままではそのまま埋もれてしまっていたかもしれない選手がプロ野球選手になったり、メジャーリーガーになるなんてこともあるかもしれませんね。
実際、メジャーリーグでも活躍した上原選手や黒田選手は高校時代は控え投手でした。
上原選手や黒田選手のように、次のステップでも野球を続けることでプロ野球選手になれる可能性のある選手が高校で野球を辞めてしまっている可能性も多いのではないでしょうか。
日本の野球界のレベルアップの為にも、1人でも多くの選手に公式戦出場のチャンスを作れるようにしていってほしいです。
プレミアリーグチーム編成(野球版)
EAST
東海大相模
中京大中京
星稜
仙台育英
横浜
花咲徳栄
静岡
木更津総合
花巻東
作新学院
WEST
大阪桐蔭
広陵
明豊
智弁学園
智辯和歌山
履正社
龍谷大平安
明徳義塾
創志学園
沖縄商学
といったイメージでしょうか!
とんでもないチームが並んでいますね。
このチーム同士のリーグ戦が行われていたら観客も入りそうなので、それを各チームに分配して交通費や宿泊費に充てることができます。
そうすれば、沖縄のように飛行機に乗らなければ試合に行くことができないチームなども参加できるはずです。
強豪校に来るような選手がしっかりと育成環境に身を置くことができれば、更なる飛躍を期待できます!
上記のチームは選手数も多そうなので、2ndチームや3rdチームをプリンスリーグや当道府県リーグに出場させられそうですね。
日本の野球が世界で戦えるようになるためにも、国内のレベルを高めていきましょう。


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