【育成】指導者のエゴが才能を潰す!選手の自由を守って考える力をつけさせる!

野球
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選手には何とか成長してもらいたけど、中々上手くいかないって指導者の方いませんか?
うちの子だけ上手くなっていないかも…っていうお父さん、お母さんいませんか?

それには少しだけやり方を変えたら良いだけです。
皆さんが注いでいる愛は間違っていないです!

どうしたら良いのかというと、選手(子供)を自由にしてあげてください。

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自由とは

自由という言葉を使ってしまうと、誤解を生んでしまいそうなので辞書で調べてみました。

自由・・・他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていることをいう。自由な行動により生じた結果は本人が引き受けるべきという社会通念があり、自由と責任は併せて用いられることが多い。

となっています。

自由って好き勝手やることのイメージもありますが、
・他からの強制・拘束・支配を受けないで、自らの意思に従っている
・自由な行動により生じた結果は本人が引き受ける
といいうことを念頭において、話を進めていこうと思います。

堅苦しい話はここまでにして、選手を自由にやらせれば伸びるのはなぜか?
ということを伝えていこうと思います。

本当の意味で選手を自由にしたことがあるか

指導に携わっている人は、選手を本当の意味で自由にしたことがありますか?

指導という名のもとに
選手に強制してしまっていることありませんか?
力関係の差によって支配してしまっていることはありませんか?

まずはここを考えることが大切だと思います。

言ってあげないとわからない
教えてあげないといけない

というのは、指導者のエゴなのです。
たとえ間違っている方向に進んでいたとしても選手にとって大切なのは、自分で決めたという事実なのです。
選手が自らの意思に従える状態を作れていますか?

自由の先の責任

バッティングのことで考えてみましょう。

選手は自分の打ちたいフォームで打って、上手く打てなかった場合にはどういう発想になるでしょうか?

自分でどうしたら良いかを考えます。
なぜなら誰に言われたわけでもなく、自分の考えでやったからです。
自分に責任があることを知っているからです。

だから自分で考えるしかないんです。
その先に人を頼ったり、調べたりということがあると思います。


指導者や親の言われた通りにやったとしたらどういう発想になるでしょうか?

言われた通りにやったけど、打てなかった。
その先は、

また教えてもらうのを待つ
言われた通りにやったけどできなかった


といった行動や感情になってしまいがちです。

自分に矢印が向いていませんよね。
それでは選手の成長速度は早くなりません。
指導者がずっと同じならそれでもやっていけますが、10年間も同じ指導者に教えてもらえるなんてことはないですよね。

選手が何よりも持つ必要のある能力


大切な能力が2つあります。

考える力
自分に矢印を向ける


この2つです。
むしろこれさえ出来ていれば、少しずつ確実に成長していくはずです。
何とかしてあげなければ…という考え方は実はエゴなんです。

社会に出てからでも同じことだと思います。
誰かのせいにしたりせずに、自分で考えて行動する。
野球から離れてからも役に立つことなので、選手や子供への関わり方を一度見直してみてください。

まとめ

親切心から、選手や子供を何とかしようと思ってしまいますよね。
その気持ちはすごくわかります。
でもそんな時、ふと立ち止まって考えてみてください。

これは「未来のこの選手(この子)のためになっているのかな?」

今すぐ結果を出させてあげたい。
でもその先には、野球人生が続いていくということを思い出して欲しいです。
その時間ができるだけでも、選手へのアプローチの仕方は変わってくると思います。

考える力
自分に矢印を向ける


そんな能力を持った選手が1人でも増えていって欲しいです。

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