うちの子供だけ上手くなっていないと思うことありませんか?
練習量はあるんだけど、選手が成長しないと悩んでいませんか?
実は、そんなに練習させなくても上手くなる方法があります。
それは子供たちの楽しいを引き出すことです。
なぜなら上手くならない1番の理由は上手くなりたいと楽しいと思えていないからです。
練習量=成長ではなく、『楽しい→頑張れる→成長』となるからです。
今、練習たくさんしているけど・・・という子供ほど上手くなります。
私は指導している子供たちの楽しいを大切にしました。
その結果、地域の選抜チームに何人も選ばれるようになりました。
この記事では、バッティングや守備で子供たちが成長するタイミングや楽しませ方をお伝えします。
この記事を読むと、たくさん練習させなくても子供たちが自発的に取り組むようになり、成長していく方法がわかります。
結論は、普段私が実践しているアプローチの方法に切り替えるだけです。
それだけで子供たちは勝手に成長するようになります。
好きこそものの上手なれ
実体験から練習量=成長と考えてしまう人も多いですが、たくさん練習させなくても簡単に上手くなる方法があります。
それは子供たちの楽しいを引き出すことです。

大人も熱中すると時間を忘れてやってしまうことってありますよね。
子供の場合も同じです。
興味のあるものに全力投球していきます。
その子供の元気なところや無尽蔵のスタミナを正しい方向に向けたら良いんです。
楽しいよりも先に練習量や親や指導者の期待がのしかかってしまうと辛くなってしまいます。
それは指導する上で注意したいポイントです!
上手くなってほしいなら楽しませる
楽しくスポーツをすることが大切だということが実際に調査結果で出ています。
保護者では、「気持ちがいい」「体力がつく」が「楽しい」 に続いて多く、子どもと大人のスポー ツの魅力や価値はやや異なることが分かる。子どもの方が「勝つこと」、「うまくなること」への欲求が高いことがうかがえる。(図 13,図 14)
「小学生・中学生・高校生のスポーツ活動に関する意識調査」のまとめ
群馬県高等学校体育連盟 研究部
「楽しい」「気持ちいい」がスポーツ活動を続ける原動力と考えられるので、 指導者は、その欲求を満たしつつ上達 を促し、「勝ったり上手になるとうれしい」を経験させ、さらなる向上心に繋げるイメージを持つことが大切である。
日常の活動が、「楽しい」「気持ちいい」ことが勝利を目指す 前提条件であること が分かる。
「小学生・中学生・高校生のスポーツ活動に関する意識調査」のまとめ
群馬県高等学校体育連盟 研究部
指導し始めた頃はに自分が上手くなった練習方法や調べたものを試しましたが、思っているような成長を感じることはできませんでした。
コーチングに出会ってからは内発的モチベーションの重要性を感じました。
子供であればまずは楽しいと思ってもらうことを大切にしたところ、1番成長を子供たちの成長を感じることができました。
私が、実践しているバッティングや守備で子供たちが成長するタイミングや楽しませ方を簡単に紹介します。
守備で成長するのはこんな時
子供が守備で成長するのは、好きなポジションを守っている時です。
チームのバランスのこともあるかもしれませんが、子供に成長がメインの学童野球では人気のあるポジションに10人いても良いのではないでしょうか?
試合の時には人気あるポジションを順番で回して、空いているところがあればそこも順番で回すという考え方でも良いと思います。
なぜ、好きなポジションを守っている時に成長するかというと
勉強も好きな教科だと頑張れるのに嫌いな教科は頑張れなかったりしますよね。
結果的には、好きな教科は成績アップ↑↑、嫌いな教科は→↓といったところでしょうか。
好きなポジション守っていると、たくさん練習できちゃうんですよね。
なぜか疲れとか感じないし、集中力も続くんです。
1番の理由はそれではなく、発想力が豊かになりやすいということです。
守備で発想力が豊かになるということはプレーの幅が広がります。
好きな選手の真似をするなど、イメージしたものを表現するのも成長につながります。
今のお子さんの姿を見た時に、どうでしょうか?
まだまだ成長できそうなポイントがあると思いませんか?
バッティングで成長するのはこんな時
バッティングで成長するのは、自分の好きな打ち方で打っている時です。
いやいや、好きな打ち方=打てる打ち方ではないでしょ!という意見がありそうですね。
その考え方には納得です。
しかし、
自分の好きな打ち方で打てない
人に言われた打ち方で打てない
だったら子供の考え方はどうなりそうですか?
前者は、自分に矢印が向きそうですね
後者は、指導者や親に矢印が向きそうですね
プレー中は誰かが助けてくれるわけではないですよね。
自分の力で何とかしていくしかありません。
中学・高校と進んでいく中で指導者は変わっていきますし、親の手をどんどん離れていきます。
そこでも活躍していくために必要なことは自分で考えることです。
自分で考えるためには、まず自分に矢印を向ける必要があります。
先のことを考えても、考える力が大切です!
成長とは目の前の結果だけではありません。
今すぐ何とかしたいではなく、長い目で子供のことを見ることが大切ではないでしょうか。
まとめ
子供たちは楽しみながら上手くなれます。
そのスポーツを経験したことのないお父さんやお母さんでも協力できることがあります。
私自身も楽しみながら上手くなり、「もっと上手くなりたい→勝ちたい」につながっていきました。
勝ちたいを追い求める時に楽しいがなくなってしまって、自分を見失ってしまったこともあります。
今は楽しむということを大切にしているので、自分自身もまだまだ成長しています。
小学生のうちは楽しくプレーさせて、その先でも楽しさを忘れないようにしながら子供の目標を応援していけば良いと思います。
しかし、楽しませることと何でも自由にさせることというのはイコールではありません。
野球をプレーするということは仲間がいるということも考えられるようにアプローチしていきましょう。
楽しくプレーすることの重要性については次の記事で紹介しています。

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