スポーツや運動をする時には、神経・心肺機能・筋肉といった身体の機能を使って行います。
これらの機能が高いほど、スポーツが上手くなると言われています。
実は、神経・心肺機能・筋肉には発達しやすい年齢がそれぞれ違います。
3歳〜
神経・心肺機能・筋肉の中で1番最初に発達するのは、神経系です。
3歳頃から、発達して小学校2〜3年生までには成人の約90パーセントまで発達すると言われています。
神経系といっても、どういう役割なのか?というのが少し難しいかもしれませんね。
この時期に色々な運動をすることで、神経が張り巡らされるのでその後に行うスポーツの動きを覚えるのが早くなります。
神経が多く張り巡らされるということで、脳も発達すると言われています。
小さい頃に色々な運動をすることで、頭も良くなります!
子供の頭を良くしたいと思うなら、外で遊ばせろ!ってことですね。
外で遊ばないにしても、運動させるということが大切です。
なので、この時期は筋トレをしたり走らせたりするよりも、色々な運動をしたほうが良いんです!
スポーツをやるにしても一つに絞らずに色々なスポーツをやらせることで、体の使い方を覚えさせていきましょう。
13歳〜15歳
神経系の次に発達すると言われているのが、心肺機能です。
持久力などに役に立ちますね。
野球だから持久力は関係ないと思う人もいるかもしれませんが、走ったりすることだけでなく日常生活においても疲れにくくなります。
疲れにくいということは練習をしていても、体力が持つということです。
中学生にもなれば技術に走ってしまいがちですが、先のことを考えて心肺機能を鍛えるというのも大切な要素です!
ただ、体がまだ発達しきっていないので過度なトレーニングは避けましょう。
怪我をしてしまっては元も子もありません。
まずは体を大切にしましょう。
16歳〜
心肺機能の次に発達するのが筋力です。
だいたい高校生以降に発達しやすくなっています。
高校生までに
神経系を強くして、色々な動きができるように
心肺機能を強くして、練習に向かう体力をつけます!
そうすることで技術練習をしながら、体を作ることができるようになります。
例えば神経系を疎かにしてしまうと、上手く体が動かせないのに体だけ大きくなってしまうということになります。
怪我のリスクも高まりますし、選手としての限界が見えてしまいます。
成長の可能性を高めるためにもその年代でやるべきことをやらせてみてください!!
まとめ
皆さんのチームは、年代別にあった練習をしていますか?
全てを変える必要はありません。
いつもの練習に少しだけ入れるだけで良いです。
小学生には遊ばせ、
中学生には走らせ、
高校生には筋トレをさせる。
まずはこれくらい簡単にで良いと思います。
今の自分のチームの練習やお子さんの練習を見直してみてはどうでしょうか?
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