今回はバドミントンをやることで野球の技術向上にどのような効果があるのかを考えていきます。
実はバドミントンって野球の技術向上にかなり役立つ競技なんです!
5つの要素についてお伝えしていきます。
目次
スマッシュ × スローイングに必要不可欠な動き
スマッシュの動きって、野球のスローイングに似ていますよね。
それもあってか野球のスローイングが苦手な人はスマッシュが打てない人が多いです。
特に、スローイングのときに肘が前に出てしまう人はスマッシュが打てない傾向にあります。
自分自身や周りの人を思い出してみてください!
肘が前に出た状態ではラケットの面はどこを向きますか?
上を向いてしまいますよね。
ラケットが下に向かないということは、下にシャトルが飛ばないということです。
速いスマッシュが打てないと、バドミントンの試合で勝つことは厳しくなります。
どうせやるからには勝ちたくなりませんか??
負けず嫌いの人ほど成長するはずです!
スマッシュを決められるようになったら上半身の使い方が良くなるので、
下半身が原因でなければスローイングが良くなると思います。
ラリー × 肩甲骨の可動域UP
ただ、ラリーをしているだけでも意味があります。
できるだけ高くシャトルを打ち返そうと思ったら、どう打ち返しますか?
強く振りますよね?
遠くに高くシャトルを打ち返すために肩甲骨を大きく動かすことで可動域が広がっていきます!
1週間に1回取り組むだけでも変化してくるはず!
リターンの反応 × 守備での一歩目

バドミントンはネット越しの競技ですが、相手との距離はとても近いですよね。
あの近い距離でとてつもない速さの打球を打ち返すわけですから、必然的に反応が良くなります。
どうやって待っていたら反応が早くなるのか?
自分が1番動き出しやすい構え方や重心のバランスで待つようになるはずです。
野球はポジションによって構えが変わってくるので少しずつ自分でアレンジしていくことになります。
ですが、野球の守備をやっているだけよりも動き出しやすい姿勢を作る感覚を養いやすいと思います。
もう一つ守備の感覚につながるものがあります。
それは相手のモーションを見て、打球方向を予測して一歩目を早めるということです。
全ての打球に対して、相手が打って方向を見てから動いたのでは間に合いません。
こっちに来そうだなというのを予測して、一歩目を早く切ろうとするはずです。
野球だとバッターのスイングとピッチャーの球を見て、どっちに打球がいくかを予測して一歩目を切りますよね。
その感覚を養うことができます。
どんな体勢からでも打ち返す × 自分の体を操る
バドミントンでは、
後ろに下がりながら
ジャンプした状態で
体制が崩れた状態で
体の近くで
前にダッシュして低い姿勢で…etc
どんな体勢からでも相手コートに打ち返していかなければ勝つことはできません。
難しい体勢でも打ち返さなければいけないということは、自分の体がどういう状態かということを知っている必要があります。
そうでないと、バランスを崩して打ち返すことができない。
結果的には、試合に勝てないということに繋がってきます。
野球では、自分の1番動ける体勢でプレーできることはありません。
打つ、投げる、走る、捕るにしても毎回違う体勢でプレーをしていかなければいけません。
自分の体の状態を把握していれば、最善のプレーを選ぶことができますよね。
試合に勝てる技術を身につけるということで、野球の技術向上に繋がるというわけです。
ギリギリの体勢でのリターン × 球際の強さ
バトミントンの試合を見ていると足をめいっぱいに出して、
地面スレスレでシャトルを打ち返しているシーンを見たことがありませんか?
強く打てることも大切だとは思いますが、自分のコートに落とされてしまったら相手に点が入るスポーツなので、
みんな全力で拾いますよね。
実はあの動きって野球の球際の処理に近いものがあります!
なんなら野球の方が球際のプレーは軽いくらいではないでしょうか。
バドミントンくらい球にくらいついて行く姿勢があれば、もっと捕れる打球も増えるはずです。
まとめ
バドミントンには野球が上手くなる要素がかなり詰まっていますね!!
実際にやってみました!
バドミントンやってみて、ただ打ち合っているうちは良かったのですが・・・
緩急をつけられたり振られたりすると・・・ん?反応できない。
悔しすぎる。
だから必死に食らいついて拾う。
それを簡単に決められる。
相手に楽にプレーさせないために、とりあえず全力で打ちまくる。
結果的に次の日に、全身筋肉痛になりました。
心地良い筋肉痛の中、気づいたことがあります。
余裕がある時は、相手の様子を見ながら試合していて
余裕のない時は、拾うことに精一杯になってしまっていたことに。
視野の広さが重要なのは野球も同じで、
フライ上がった時に、仲間が捕れるかどうか確認する余裕のある時は大体捕れます。
余裕のない時はぶつかってしまtたり、お見合いしてしまうこともあります。
視野の広さも立派な野球の技術なんですね!
チーム内でバドミントンを行ってみてください。
主力クラスの選手が強いことが多いと思います。
そして、もし控え選手の中にバドミントンの強い選手がいるのであれば少し見直してみてはどうでしょうか?
スマッシュ × スローイングに必要不可欠な動き
ラリー × 肩甲骨の可動域UP
リターンの反応 × 守備での一歩目
どんな体勢からでも打ち返す × 自分の体を操る
ギリギリの体勢でのリターン × 球際の強さ
バドミントンが上手くなることで野球の技術を向上させてみましょう。

コメント