今回は走塁について考えていきたいと思います。
野球ではあまりフォーカスされることのない分野かもしれませんね。
めっちゃ打てるバッターや圧倒的実力のあるピッチャーなどそういうところにみんな目がいってしまいますよね。
でも、点を取るためにはバッテイングと同じくらい重要なポイントとなっているのではないでしょうか。
特に、国際舞台では日本の武器とも言えるものとなっていますね。
常に次の塁を狙う姿勢を持っている
良いランナーというのは、いつの間にか次の塁をさらっていきますよね。
なぜ、そのランナーたちは次の塁を取ることができるのか?
それについて考えていきたいと思います。
次の塁を取るためには、相手がミスしてから・いけるかも‼︎と思ってからでは遅いです。
良い選手は、
相手がミスするかも!
一つでも前の塁に行ってやろう!という気持ちでプレーしています。
バッターの時には、
ヒット打ったからOKではなく、もしかしたら・・・があるかもと思って、走塁モードに気持ちを切り替えるのが上手いとも言えるかもしれません。
ランナーの時には、
変化球がきそうなカウント
ワンバウンドになりそう
という時に次の塁をスッと狙う姿勢に切り替わっています。
これらのことは、誰かに言われてできるものではないと思います。
自分自身の足の速い遅いに関わらず、次の塁を狙うという姿勢になった時に様々なチャンスに気づけるようになります。
優れた判断力を持っている
打球が野手の間を抜ける、野手の間に落ちるという判断が素晴らしい選手がいます。
クロスプレーでセーフになることが多かったり、1点が欲しい場面でホームにかえることができます。
そういう選手は事前に野手の守備位置や肩を確認するだけでなく、
打者の特徴や打順、イニング、点差などを頭に入れてプレーしています。
その情報と打球をかけ合わせて一瞬で判断します。
もしかしたらバッティングや守備よりも難しい分野かもしれませんね。
褒められることもそんなにないし・・・
常にプレッシャーをかけている
塁上にいるだけで相手チームにプレッシャーをかけられる選手って良いですよね。
どんな選手がプレッシャーをかけられるのか?
・足が速い
・隙があったら次の塁を陥れるぞという姿勢
・リードが大きい
ピッチャーが投球に集中できない状況を作り出すことができれば、打者有利の状況でバッティングができます。
キャッチャーに与える影響もあります。
盗塁するかも…
ワンバウンド投げたら次の塁に行かれるかも…
と直球系の球や外角への配球が増えることも多く見られます。
野手からすると、少し急がないといけないという緊張感から捕球・送球のミスが起こりやすなります。
まとめ
上手いランナーの特徴は、
・常に次の塁を狙っている
・優れた判断力を持っている
・常にプレッシャーをかけている
ということです。間接的ではありますが、1人のランナーの力で打者を助けることもチームを助けることもできます!!
私は足が速い方ではなかったのですが、少しでも良いところを見せたかったので次の塁を狙う意識は高かったと思います。
そのおかげかはわかりませんが、【足が速い】と周りに思われるようになりました。
何も武器のなかった私が、考え方を少し変えただけで武器を手に入れたのです。
みんながやっていないことを実践することでチャンスが広がって、少々のミスは目をつぶってもらえるようになっていきました。
打つ・守るだけでなく、+αの武器を手に入れることができればチームにとって替えのきかない選手となるはずです。
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