【守備】守備コーディネーターが伝える!上手くなる内野手は発想力と捕球の種類が多い

守備
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・内野手をやっていて守備で悩んでいる
・どうやったらうちの子供は上手くなるんだろう?
・練習はしているのにエラーが多い

実は内野手として最速で上手くなる方法があります。
それは内野手の1番の仕事=アウトをとると考えることです。

なぜなら上手くいかないのはプレーの選択肢が少ないのもありますが、1番の原因はプレーの選択を間違えているからなんです。
特に今まで守備練習をたくさんしてきた人はゴロ捕球の感覚はあるはずなので、劇的に上手くなります。

私は名門校のコーチとして、内野手の守備を見ていました。
考え方を変えるだけでBチームからAチームに上がり、レギュラーになれた選手を何人も見てきました。
社会人野球までやれているような選手も何人かいます。

この記事では、内野手として1番大切なことであるアウトを取るための方法を教えています。

この記事を読むと、自分なりの守備の形というのを考えられるようになります。
己を知ることで、考える力もついて守備も良くなっていくという悩みを抱えている人にとって有益な記事となっています。

結論は、内野手の1番の仕事=アウトをとるためのプレーをするということです。
どうやったらアウトが取れるのか?と考えたら、今までとは違う選択が出てきます。

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内野手として1番大切なこと

実は内野手として最速で上手くなる方法があります。
それは内野手の1番の仕事=アウトをとると考えることです。
どんな形でもアウトを取れたら良いですもんね。
アウトにする形が多い人って魅力的ですよね。
上手い野手ってボールを必死に体で止めたり、無理に正面に入ったり、全部両手で捕ったりはしないですよね。

そこで考えていきたいのは、何のために守備をしているかです。

・ボールを止めるため?
・監督に言われてるから?


内野手の仕事=ランナーをアウトにする

野球は高校生以上なら、
アウトを27個取る・取られる間に相手チームより多く点を取った方が勝つというスポーツです。
守備側は、アウトを取ることをもっと目指していって良いのではないかと思います。
プロ野球選手はアウトを取るという意識をしっかりと感じます。

しかし、高校年代より下ではあまりそういったシーンを見る機会がありません。

よく聞かれる声は、

・後ろに逸らすな
・体に当ててでも止めろ


アウトにするためのアプローチとしてはどうなんでしょうか?

練習して上手くなったら良い!

まだ技術がないからという人もいます。
技術がないから止めるのではなく、技術を少しずつつけていったら良いです!!
練習あるのみですね!!!
そうでもしない限り、良い選手のようにプレーできるようにはなりません。

彼らは才能があるから・・・という言葉で片付けてしまってはもったいないですよね。
正面に入るという考え方の中に、しっかりと足を動かすということも含まれている場合もあります。

足を動かすということ自体は大切だと思います。
指導者の方には、選手に足を動かすことが守備でどれほど重要かということをうまく伝えていってもらいたいです。

みんな違って良い!

内野手の仕事=アウトにすること
と考えると、
一人ひとり打球に関してのアプローチの仕方が変わってくるはずです。

肩の強さ、足の速さ、ボディバランスなどその他様々な要素から決まってきます。

打者の傾向は除いて、
守備位置、ボールへの入り方、捕球体勢やスローイングの形など、十人十色で良いです!
自分をよく知っていないとできないことなので、アウトにするための方法を考えることで自分と向き合う良いタイミングになると思います。

これを考えるようになってから、逆シングル(バックハンド)の選択肢が増えました。
あとは打球によって、前に出るか出ないかを判断する習慣がつきました。

・強い打球は待つ
・弱い打球は前に出る

この二つを自分の中で、頭に入れて守るようになっただけで余裕が生まれるようになりました。
強い打球の時には、もう一つやっていることがあります。

すぐに半身になることです。
強い打球に対して半身になることで、打球との距離感を掴みやすくなる+腕の操作性がアップします。

止めてアウトにするというという考え方の人もいると思いますが、私は半身派です。
捕球からのリズムをスローイングに繋げたいので、捕球時に動きが止まってしまう体で止めるということをやめました。

半身に変えてから、打球を最後まで見る習慣がついて以前より上手くなったような気がします。

出来るようになるまで挑戦!

最初はたくさん失敗すると思います。
それは今までやってきていないことをやっているんだから仕方ないです。

上手くなるためには失敗も必要‼︎

その失敗をミスで終わらせるのか、成長につなげるのかは自分次第だと思います。
特に子供の頃にチャレンジし続ける環境や習慣があると、色々な捕り方や投げ方のできる選手になれそうですね!!
大人がどういう環境でプレーさせてあげられるかですね。

失敗した時のことを考えるより、成功した時のことを考えていきましょう!
私も失敗しながら覚えてきました。

成長するためには、失敗が必要なんです。
それをわかっているかわかっていないかの差はかなり大きいと思います。

内野手の仕事がアウトにすることだと思えてから、今まで焦ってプレーしていたり、形にこだわり過ぎてプレーしていたことが馬鹿らしく思えるようになってきました。
余裕を持ってプレーしていきたいですね!

まとめ

結論は、内野手の仕事=アウトを取るというプレーをすることができるようになれば、試合での信頼感も増しますよね。

今からでも考えることもできますし、守備練習に向かう姿勢も変わっていきますよね。
考え方を変えて指導するようになってからは、選手の守備練習への意欲も変わり、試合でミスをしても下を向かなくなりました。

どうして今のプレーでは上手くいかなかったのか、他にはどんな方法が考えられるか、次の練習ではどういうことをやろうか、などと考えて自分で成長していけるようになっていきます。

内野手の仕事=アウトを取ることと考えた時の注意点は、指導者としてが結果論で話してはいけません。
そうしてしまうと、選手の取り組んできたことや考えていることを否定してしまうことになり、モチベーションの低下につながることもあります。
選手の取り組みを認めるところからスタートしましょう。

捕球の選択肢にはついては以下の記事で詳しく説明しています。
興味があれば、読んでください。

【守備】少年野球から積極的に使う!内野手はバックハンド(逆シングル)を鍛えろ!
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【守備】メジャー流!ベアハンドキャッチ(投げ手捕球)でアウトをもぎ取れ!
メジャーリーグのスーパープレイ集を見たりしていると、ベアハンドキャッチしてスローイングしている映像を見ることができますよね。でも日本のプロ野球では、超ボテゴロ以外ではみたことありませんね。メジャーでは少し緩めの打球くらいなら、ベアハンドキャッチしていることもあります。

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